ひろしま文化振興財団
トップページ 文化施設職員等研修 令和6年度文化施設職員等研修事業

多様な人々に文化芸術を届ける取り組みから考える
これからの文化事業の語り場

共生社会の実現に向け、多様な人々に文化芸術を届ける事業へのチャレンジが始まっています。
多様な人々に文化芸術を届ける取り組みを知り、そこから得られた気づきを語り合うことで、いま取り組んでいる事業をブラッシュアップするヒントが見つかるはずです。

一人では気づきにくい学びを参加者同士の語り合いから探していきましょう!


概要

日時

2024年22日(木)14:00〜17:00
※受付は13:45から

会場

県立広島大学サテライトキャンパスひろしま501・502 
 ( 広島市中区大手町1-5-3 広島県民文化センター5階)

内容

●紹介事例(1)“(仮称)みんなの劇場”建設中 丸亀市の取り組み
開館前から、演劇や身体表現を活用したワークショップ等を開催し、多様な主体との協働により、つながりが生まれる場となるよう取り組んでいます。

●紹介事例(2)住民参加型事業を実践 府中市の取り組み
コロナ禍で活動が制限され、途切れそうになっている芸能文化に着目し、団体同士の交流や新たな担い手育成につなげる事業等を実施しています。

●「気づき」をみつける 〜グループワーク・まとめ〜
参加者同士の意見交換により、気づきや疑問を共有し、これからの取り組みについて探ります。

ファシリテーター

石川いしかわ 清隆きよたかさん

(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科(GA) 特任助手、ワークショップデザイナー)

石川清隆 写真

【プロフィール】
千葉市内の公共ホール在職中に、音楽・演劇・身体表現など表現芸術系のワークショップに興味を持ち、表現芸術と社会との繋がりを探求する。
退職後、表現活動によるまなびとコミュニケーションデザインのプログラム開発・研究・コーディネートを行う「表現とまなび実践研究ラボ」(合同会社 Foto-Musica(フォトムジカ))を設立、代表を務める。
佐賀県、福岡県、宮崎県、香川県、首都圏などの公共ホール等で、音楽や身体表現のプログラムのコーディネート、人材育成プログラムなどを行う。
東京藝術大学「アトリエ・ムジタンツ」では、クラシック音楽とダンスのワークショップをベースとした講座に関わり、ファシリテーター、アートマネージャーの育成に携わる。

事例紹介者

村尾むらお 剛志つよしさん

(丸亀市協働推進部 まなび文化課長、(公財)丸亀市福祉事業団市民会館開館準備室長)

村尾剛志 さん 写真

【プロフィール】
1969 年丸亀市生まれ。香川大学農学部卒業。県内自治体では唯一の造園職として、都市公園整備・緑の基本計画策定など公共空間の計画・整備に携わる。住民との合意形成手法としてワークショップを事業に取り入れ、市民活動や協働推進の仕組みづくりにも関わる。
スポーツ推進課では、市民球場整備に併せ、プロ野球誘致や J リーグホームタウン活動、女子サッカー推進活動などにも取り組んだ。2017 年より新市民会館整備を担当。市民とともに劇場のあるべき姿を考える「車座集会」を実施し、これまでに 225 件、延べ 3,000 人を超える市民と対話を重ねる。2024 年より現職。共著書に『社会的処方−孤立という病を地域のつながりで治す方法』(学芸出版社)。

藤本ふじもと 英一郎えいいちろうさん

(ジーベックホール(府中市文化センター) 指定管理者 (株)賛興 代表)

藤本英一郎 さん 写真

【プロフィール】
同館の舞台機構技術職員として 2001 年から従事。2006 年以降、指定管理者として会館運営業務全般に携わる。自身の経験を活かした舞台企画提案と、地元出身者としての繋がり、ネットワークを活用した「地元愛溢れる」事業企画を行い、会館運営を通して地域を盛り上げるとともに「次代の文化活動の担い手育成」をテーマに運営業務に取り組んでいる。

竹内たけうち 孝志こうじさん

(和太鼓奏者 我龍 garyu 代表 ジーベックホール事業協力)

竹内孝志 さん 写真

【プロフィール】
広島県府中市出身の和太鼓演奏家。2005 年 和太鼓の新たな可能性に挑戦する活動「太鼓ユニット我龍-garyu-」を主催。自主公演『我リュウイズムコンサート』 3000 席公演完売。
2010 年 『上海万博アジアステージ』公演。以降、広島から日本国内から世界へ、平和のメッセージを届け争いを遠ざけるというテーマのもと、台湾、シンガポール、フランス、ニューヨーク、ハワイ、イスラエル、韓国と世界ツアー公演を行う。
2022 年 福山城築城 400 周年を記念 CD をリリース。2023 年ジャパンフェスティバル(カナダ)出演。

対象

文化行政担当職員、文化施設職員など。
文化・芸術に携わる方で興味のある方はどなたでも!

参加費

無料
※事前に申し込みが必要です。

定員

20名程度
※定員に達し次第締め切ります。

申込方法

電話・FAX・Eメールでお名前、所属団体、住所、連絡先などをお知らせください。
※FAXの場合は、申込書( ワード文書Wordpdfファイルpdf)をご利用ください。

申込・問合先

公益財団法人ひろしま文化振興財団 担当:高井
〒730−0051
広島市中区大手町1−5−3 広島県民文化センター内
TEL.082−249−8385 FAX.082−249−7531
Eメール hirobun@h-bunka.or.jp

助成

一般財団法人地域創造

主催

広島県、公益財団法人ひろしま文化振興財団(広島県受託事業)