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公立文化施設は、誰もが芸術文化に親しめる場所です。
障害のある方が安心して来場し、舞台芸術を楽しめる環境づくりに必要なものは何でしょうか。
今回、聴覚障害について学びながら、鑑賞をサポートする舞台演出、舞台手話通訳、タブレット字幕などの先進的な取り組みを紹介するとともに、応対方法の体験を通じて、現場スキルを磨きます。
★手話通訳・要約筆記あり★
概要
日時
2024年1月25日(木)10:00〜16:30
※受付は9:45から
会場
サテライトキャンパスひろしま504
( 広島市中区大手町1-5-3 広島県民文化センター5階)
講師
廣川 麻子さん
(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク 理事長)
【プロフィール】
ろう者、東京出身。和光大学在学中の1994年(社福)トット基金日本ろう者劇団入団、俳優、制作として活動中。2009年ダスキン障害者リーダー育成海外派遣事業第29期生として英国Graeae Theatre Companyにて研修。2012年シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)設立。2015(平成27)年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)受賞。2016年(第14回)読売福祉文化賞(一般部門)、2022年(第8回)糸賀一雄記念未来賞をTA-netとして受賞。文化庁文化審議会第15期(2017年度)文化政策部会舞台芸術専門委員、文化庁障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員ほか。2018年より東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野ユーザーリサーチャーとして芸術文化における情報アクセスの社会実装を研究中。
岸本 匡史さん
(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シニア・プログラム・オフィサー)
【プロフィール】
聴者。1991年より劇団一跡二跳にて制作を担当。公演、国内ツアーを中心に解散まで勤める。2012年より豊島区立の劇場「あうるすぽっと」にて舞台、展示、WSなど企画制作、国際招聘、国際共同制作など担当しながら、障害のある方による演出や障害当事者が出演する作品を複数制作。同時に公共劇場での観客・出演者に対するアクセシビリティの推進と知見の共有を行う。東アジア文化都市2019豊島を経て、あうるすぽっとを含めた複数の施設管理を担当し、2023年より現職。
元・特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事、元・特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)理事
スケジュール
●10:00〜 レクチャー(1)
廣川麻子さんによる聴覚障害の特性、文化施設に潜むバリア、さまざまなサポートについて。
●11:10〜 レクチャー(2)
岸本匡史さんによる障害のある方が舞台作品を楽しめる公立文化施設の取組事例について。
●13:30〜 ワークショップ ―聴覚障害者お迎え編―
レクチャーをもとに、きこえない・きこえづらい方をお迎えするシミュレーションを行います。
●15:15〜 グループワーク・まとめ
参加者同士の意見交換により、気づきや疑問を共有し、これからの取り組みについて探ります。
対象
文化行政担当職員、文化施設職員など。
文化・芸術に携わる方で興味のある方はどなたでも!
参加費
無料
※事前に申し込みが必要です。
定員
15名程度
※定員に達し次第締切ます。
申込方法
電話・FAX・Eメールでお名前、所属団体、住所、連絡先などをお知らせください。
※FAXの場合は、申込書(
32kb、
295kb)をご利用ください。
申込・問合先
公益財団法人ひろしま文化振興財団 担当:高井
〒730−0051
広島市中区大手町1−5−3 広島県民文化センター内
TEL.082−249−8385 FAX.082−249−7531
Eメール hirobun@h-bunka.or.jp
助成
一般財団法人地域創造
協力
一般社団法人広島県ろうあ連盟、広島市中途失聴・難聴者協会
主催
広島県、公益財団法人ひろしま文化振興財団(広島県受託事業)
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