ひろしま文化振興財団
トップページ 文化施設職員等研修 令和3年度アートマネジメント研修

文化・芸術のポテンシャルを探る
“つながり”の可能性〜文化関係団体間のネットワーク〜

暮らしの中の文化芸術を見つめ直し、文化関係団体間の連携のヒントとなるよう自治体・文化施設・文化団体等の関係団体による“つながり”が持つ可能性について、アートマネジメント講演と先進事例をもとに考察していきます。






概要

日時

2021年1125日(木)13:30〜16:30

会場

サテライトキャンパスひろしま 501・502大講義室 
 (広島市中区大手町1-5-3/TEL:082-258-3131)


講師

大澤 寅雄 さん

((株)ニッセイ基礎研究所主任研究員)

大澤 寅雄 さん写真

【プロフィール】
1970年生まれ。慶應義塾大学卒業後、劇場コンサルタントとして公共ホール・劇場の管理運営計画や開館準備業務に携わる。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長、東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント"ソーシャル・シェア"への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。(株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員、NPO法人アートNPOリンク理事長、日本文化政策学会理事、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。


先進事例(1)

おかやま文化芸術アソシエイツ

(公社)岡山県文化連盟に専門人材を配し、「おかやま文化芸術アソシエイツ」を2017年度に設置。同連盟が持つ既存のネットワークを活用して地域の文化芸術団体等への支援、助言を行うとともに、県内の文化・芸術資源の発掘・再評価を通じて、文化・芸術が地域で果たす役割を明確にし、文化・芸術の価値創造、文化を核とした地域の活性化を推進しています。

【報告者】高田 佳奈 さん

((公社)岡山県文化連盟 主任)

高田 佳奈 さん写真

【プロフィール】
2008年の入職以来、県施設の指定管理業務や官民問わず多様な主体との恊働事業をはじめ、公立小中学校で子どもたちに本物の文化体験を届ける学校出前講座のチーフコーディネーターとして、年間 約 200 件実施する講座を総括。2017年からはおかやま文化芸術アソシエイツを担当、プログラムオフィサーを兼務。(公財)福武教育文化振興財団教育文化助成事業審査員。日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー。




先進事例(2)

松山ブンカ・ラボ

松山ブンカ・ラボは、官・民・学の協働による松山市文化創造支援協議会が愛媛大学社会共創学部に資金を寄附することによって設置された松山市の文化芸術振興を担う中間支援組織です。松山市が2018年3月に策定した松山市文化芸術振興計画を具体化実践していくために愛媛大学社会共創学部「松山アートまちづくり寄附講座」として同年6月から事業が始まりました。ディレクター・戸舘正史、プログラムオフィサー・松宮俊文。

【報告者】戸舘 正史 さん

(愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科助教)

戸舘 正史 さん写真

【プロフィール】
静岡県袋井市月見の里学遊館・企画スタッフ(2007‐2012)、アーツカウンシル東京・調査員(2012‐2014)、群馬県前橋市アーツ前橋・教育普及担当学芸員(2014-2015)、一般財団法人地域創造・芸術環境部専門職(2015‐2018)、2018年6月より現職。都民芸術フェスティバル(音楽部門)外部評価員、東京都港区文化芸術活動サポート事業調査員、港区文化芸術ホール参与等を務める。日本文化政策学会会員。共著に『芸術と環境』(論創社、2012)。専門は文化政策、アートマネジメント、教育普及(芸術)、公立文化施設運営、労音研究など。

参加費

無料
※事前に申し込みが必要です。

対象

文化行政担当職員、文化施設職員など。
広報・企画等に携わる方で興味のある方はどなたでも!

定員

25名程度
※定員に達し次第締切ます。

申込方法

FAXまたはEメールでお名前、住所、連絡先、所属団体をお知らせ下さい。
※FAXの場合は、申込書( ワード文書30kb、 pdfファイル120kb)をご利用ください。

受講にあたって

新型コロナウイルス感染症の影響により延期またはZoomによるオンライン開催等に変更される場合があります。

申込・問合先

公益財団法人ひろしま文化振興財団 担当:高井
〒730−0051
広島市中区大手町1−5−3 広島県民文化センター内
TEL.082−249−8385 FAX.082−249−7531
Eメール hirobun@h-bunka.or.jp