2.広報について
講師: 坪池 栄子 氏
講義の詳細
指定管理者制度の概要
集客のための宣伝ではなく、自分たち財団の使命・役割を宣伝していかなければならない。
広報・宣伝とは(目的を達成するために計画する)
- 5W1Hが重要
- 実行するためにどうするかを考えながら、広報・宣伝を実施する。
- 検証・フィードバックする。・役所ではルーティンワークが多い。ホールはルーティンワークではなく、企画・立案セクションという自覚が必要
広報・宣伝の目的
- ・ 観客に対して:
- 集客に万能薬はない →集客に終わるような宣伝はダメ
→(こんなよい事をやっているという)普及のための広報・宣伝をする。
- ・ 納税者に対して:
- 情報公開(コンサートには100人しか来なかったが、学校へは何校行き、小学生に普及活動をしたというようなことを納税者に対し、事後パブリシティしていかなければならない)
- ・ 支援者(助成者等)に対して:
- 自分たちがどのような活動をおこなっているかを日常的に知らせていく
→認知度を上げる。
- ・ 各種団体とのネットワークをつくる。
広報・宣伝の媒体
- 伝達手段の見直し
- … 外部メディアの活用や、チラシの効果を挙げるようなパッケージメディアの活用を見直す。
≪事例≫広島県内広告媒体価格
- 広報宣伝マンをおく事もひとつの手ではあるが、地元の人を巻き込む(招待券をプレゼント、モニター募集など)。
広報スケジュールの実際
≪事例≫公共ホール演劇製作ネットワーク事業『天の煙』ができるまで
広報・宣伝に対する発想の転換
- 価値の増大(目先の事業にとらわれずに自分達が行っている事業の価値を広報・宣伝により上げていく)
- 機会の増大(告知できる機会を増やす)
- 信頼の増大(信頼関係の維持可能な形での広報・宣伝を図る)
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