庄原市民会館: 増永 正己 氏
自主事業について
- ・目的
- 業者による興行がほとんどなく、舞台芸術に接する機会が少ないという地域性の中で、優れた舞台芸術の鑑賞機会を提供し、地域の芸術文化活動の発展に資すること。
- ・実行委員会方式
- 市内の各種団体・個人からなる24名で構成
- ・アウトリーチ
- 合併による広域化に対応するため、何箇所かを選定し、出前によりコンサートを開く予定。
- ・成功事例
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- a.バックビートグランプリコンサート
- 若者が少ないという地域性から難しいかと思われたが、広島市内からも観客を動員でき、普段とは違う顔ぶれの観客が集まり黒字になった。
- b.「本物の舞台芸術体験事業」
- 小学生を対象に、指揮者・ピアノ共演等の体験や舞台操作の実際に関する見学などを実施した(当初、5・6年生を対象にしたが、参加者が増えなかったため、全学年に広げ、最終的には326名が参加)。
- ・課題
- 専門員が一人しかいない …… 後継者をどのように育てるか。
広島市南区民文化センター: 上中 道夫 氏
方針
- ・お客様満足(CS)を重視
- → インターネット申込の実施
- ・経営感覚のある効率的な運営
- → ギャラリーを会議室としても使用できるようにし、利用率を上げる。
- ・地域活性化に貢献する運営
「よい事業、よい企画とは」
- ・他ではやっていない(できない)
- → 新商品をつくる
- ・館の特色が出ている
- → 手間はかかるが、手作り間隔で、館の特色をつくる。
- ・地域や地域の生活に密着したものをつくる。
- ・客に最適なもの(最高のものではない)をつくる。
成功事例
- a.「話芸に親しむ夕べ」
- 民間企業や区役所との連携により、小ホールでも満席にならなかった事業を中ホールで実施し、満席にした。
- b.「素敵なあなた・女性文化セミナー」
- 女性嘱託員3名を活用(そのことが新聞に紹介されPR効果大)
・ ほとんどの事業を有料にしている(無料であれば何人で来ようが収入はゼロであるが、100円でもとれば、何人入るかによって収益に大きな違いがでてくる)。
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