これまで、文化芸術は心の豊かさをもたらすものとして奨励されてきました。
近年は、観光やまちづくりといった地域振興、他者理解や自己肯定感につながるコミュニケーション教育など、社会的課題に役立つものとしても活用されるようになりました。
公共政策として文化芸術は、どのように位置づけられ、地域社会とどのように関わっているのでしょうか。
文化政策の第一人者 中川 幾郎氏による基調講演と現場経験豊富なサザンクス筑後(福岡県)事務局長 久保田 力氏による事例報告をもとに文化政策の基礎を学びます。
終了後の振り返りワークシートの入力フォームはこちらです。
https://forms.gle/dQKWcfLjozZQLpiYA
概要
日時
2022年8月25日(木)14:00〜17:00
※受付は13:45から
会場
サテライトキャンパスひろしま 501・502大講義室
(広島市中区大手町1-5-3/TEL:082-258-3131)
講師
中川 幾郎 氏
(帝塚山大学名誉教授/日本文化政策学会顧問)
【プロフィール】
大阪府人事委員、奈良県協働審査会会長、堺市、東大阪市、草津市、近江八幡市、四日市市、伊賀市、舞鶴市、酒田市などの文化審議会会長を務める。
自治体学会顧問、日本文化政策学会顧問(初代会長)、日本アートマネジメント学会顧問。
直近では、文化庁・厚生労働省「障害者芸術活動推進法」基本計画策定ワーキンググループ委員を務める。
主な著書に「岐路に立つ指定管理者制度〜変容するパートナーシップ」(水曜社、2019年、共著)、「これからの自治体文化政策-〜市民・都市・経済を考える〜-」(NPO政策研究所、2019年、単著)など多数。
事例報告
サザンクス筑後
福岡県筑後市 市政40周年記念事業として計画され、地域の芸術文化施設として1995年にオープン。大小ホール・イベントホールを合わせもった施設。指定管理者は公益財団法人筑後市文化振興公社。
【報告者】久保田 力 氏
(公益財団法人筑後市文化振興公社事務局長)
【プロフィール】
1994年、サザンクス筑後開館当初より「こどものためのえんげきひろば」等の文化事業に実演家として係り、2004年に入社。現在の事務局長に至る。「プレイ集団 YOU→遊」の代表として演劇公演やワークショップの活動を行うほか、年2回程度、演劇作品の脚本・演出を手掛けている。また「こどもあーとACTION」代表として「すべての子どもたちの豊かな文化環境を」整えるための「1000のプラットフォーム」づくりをライフミッションとしている。全国公立文化施設協会コーディネーター・日本文化政策学会・子どもと文化全国フォーラム・日本ファンドレイジング協会・ON-PAM等会員。2000年全国児童演劇協議会・奨励新人賞受賞。
参加費
無料
※事前に申し込みが必要です。
対象
文化行政担当職員、文化施設職員など。
文化・芸術に携わる方で興味のある方はどなたでも!
定員
50名程度
※定員に達し次第締切ます。
※8/24に受付を終了しました。
申込方法
FAX・Eメール・申込フォーム でお名前、住所、連絡先、所属団体をお知らせ下さい。
※FAXの場合は、申込書(
30kb、
120kb)をご利用ください。
※申込フォームはこちら→
受講にあたって
新型コロナウイルス感染症の影響により延期またはZoomによるオンライン開催等に変更される場合があります。
申込・問合先
公益財団法人ひろしま文化振興財団 担当:高井
〒730−0051
広島市中区大手町1−5−3 広島県民文化センター内
TEL.082−249−8385 FAX.082−249−7531
Eメール hirobun@h-bunka.or.jp
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