「ワークショップ」は、参加体験型の学びの手法の一つ。様々な機関がそれぞれの目的によってワークショップに取り組んでいますが、“演劇”によるワークショップにはどのようなものがあるのでしょうか?
演劇に触れるきっかけ作り、地域の人々の交流の場、多様な価値観との出会い…などなど演劇ワークショップは多くの可能性を秘めています。
今回、全国各地でアウトリーチ活動を積極的に行い、“地域”を見つめた市民劇なども手掛ける演出家 多田淳之介さんをお招きし、コミュニケーションを知るワークショップの体験や市民劇についてお話していただきます。
誰でも参加できる演劇ワークショップの魅力とその可能性をこの機会にぜひ実感してください!
講師 多田淳之介 氏
(演出家、東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリ ふじみ芸術監督)
演出家、俳優。東京デスロック主宰。1976年生まれ、千葉県柏市出身。2010年4月より、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督に就任。俳優の身体、観客、劇場空間を含めた、現前=現象をフォーカスした演出が特徴。古典から現代劇、パフォーマンス作品まで幅広く手がける。
「演劇LOVE」を公言し、地域、教育機関でのアウトリーチ活動も積極的に行い、韓国、フランスでの公演、共同製作など国内外問わず活動する。俳優としても他劇団への客演や、映画、TVドラマにも出演。2013年、日韓共同製作作品『??? カルメギ』で、韓国の演劇賞「第50回東亜演劇賞」を受賞。これまでのキラリふじみ・レパートリーに、『あなた自身のためのレッスン』(2011,2012)、『ハムレット』(2013)、『奴婢訓』(2014)がある。2015年より高松市アートディレクター。