プロフィール広島市出身。広島市在住。
2013年「新潮」9月号に掲載された 小説「穴」で、広島出身者で初の芥川賞受賞者となった。
大学を卒業後、編集プロダクション、大手自動車メーカー子会社等の勤務を経て、現在は主婦業とともに、小説家として活躍している。
2010年「新潮」11月号に掲載された小説「工場」は、大手自動車メーカー子会社勤務の経験から執筆、小説家デビュー作となった。小説「工場」で第42回新潮新人賞を受賞した。
その後、「いこぼれのむし」、「ディスカス忌」と執筆を重ねて刊行された単行本 「工場」は、第26回三島由紀夫賞候補作品となり、第30回織田作之助賞を受賞した。
芥川賞受賞作となった小説「穴」は、田舎で暮らす主婦である主人公の何気ない日常生活から展開される不思議な世界が各方面から絶賛を集めた。
小説「穴」に、「いたちなく」「ゆきの宿」を加え、今年1月に単行本「穴」として上梓している。
第150回芥川賞受賞者記者会見で「書きたいと思うものを楽しく書く」と語った小山田氏の今後の活躍が期待される
(2014年11月)