個人の部(美術−工芸)
南 昌伸 氏(広島市)
広島市在住の広島市立大学名誉教授、66歳。
東京藝術大学美術学部工芸科及び大学院美術研究科で銅や合金、金、銀、鉄などの板金を表裏から鎚で打ち器物を形成する我が国の伝統的工芸(鍛金)の技術を習得、研鑽を積み、長く現代工芸美術分野で活躍する高い技術を持った鍛金作家。
若い頃から独自の立体造形的発想が注目されてきたが、一貫して「工芸の用の美」を超えた独自の創造的芸術表現を追求している稀有な芸術家である。
団体の部(音楽-現代音楽)
アンサンブル・アッカ(東広島市)
2000年に民族音楽等幅広い音楽の演奏会を開始。現在、構成員15名。
オーソドックスな既成曲の演奏を超え、現代音楽を中心に様々なジャンルの音楽に取り組み、常に芸術性と技術力の向上に努めている。
広島から発信する新たな音楽を常に意識し、新作公募した国際的に活躍する若手作曲家と触れ合い、音楽文化の創造を目指す姿は、広島での芸術活動の在り方として独創的、先駆的であると言える。
広島文化賞贈呈式
2022(令和4)年12月2日(金)14時〜サテライトキャンパスひろしまにて、当日は当財団役員立会いの下、南 昌伸さんとアンサンブル・アッカ代表者の徳永祟さんに賞状と副賞が手渡されました。
受賞者を囲んで
贈呈式
南 昌伸さん
アンサンブル・アッカ 徳永祟さん
受賞者によるサイン色紙