ひろしま文化振興財団
トップページ 広島文化賞 第41回広島文化賞・受賞者詳細

第41回広島文化賞・受賞者詳細


個人の部(音楽・合唱指揮)

寺沢 希てらさわのぞみ 氏(広島市)

寺沢 希  広島市在住の音楽大学非常勤講師、51歳。
 エリザベト音楽大学在学中の1996年にはオーケストラと室内合唱団を併せ持つ常設のバロック音楽演奏団体を結成。2006年から同大学の非常勤講師として教鞭をとる傍ら、翌年には男声合唱団「寺漢(てらおとこ)」を設立し、以降常任指揮者として活動するなど、合唱指導を本格的に追求し続け、広島中央合唱団、広島女声合唱団をはじめ多くの合唱団の指揮者・指導者として、広島県内一円で幅広く活躍中。また、2014年からは広島県合唱連盟副理事長を務めている。
 指導対象は、男声・女声・混声・児童合唱など編成を問わず、また、お母さんコーラス、公民館活動の合唱団からコンクール等で活躍する団体にまで幅広く及んでおり、関わった合唱団は県内・全国の大会で数多くの賞を受賞。更には、研修会で講師として指導者の育成にも関わっている。



団体の部(地域文化)

広島芸術学会ひろしまげいじゅつがっかい(東広島市)

広島芸術学会  1987年に「広島芸術学研究会」として発足(1992年に「広島芸術学会」に改称)、会員201名で構成。
 日本学術会議傘下の芸術学関連学会連合に加盟する学術的な団体でありながら、市民、作家、研究者に等しく開かれた学会であることを基本精神としており、地域に根差しつつ、学術的な年次総会や定例総会、年報・会報の発行に加え、創作的実践として芸術展示を開催。
 また、活動分野が単一ではなく広く、美術、音楽、文芸等の芸術諸ジャンルの創作的実践と学術研究の相互啓発を目指していている。
 東広島市・広島市をメインに広島県内各地で活動しており、会員には研究者以外に作家、演奏者、芸術愛好家会員などもおり、研究発表や見学会など年に4回開催される例会には一般県民も参加できるユニークな開かれた学会である。

広島文化賞贈呈式

2020(令和2)年12月4日(金)10時30分〜 サテライトキャンパスひろしまにて、当日は当財団役員立会いの下、寺沢希さん、広島芸術学会会長の青木孝夫さんに賞状と副賞が手渡されました。

集合写真
受賞者を囲んで
贈呈写真
贈呈式
寺沢希さん
寺沢希さん
サイン色紙
受賞者によるサイン色紙
広島芸術学会会長 青木孝夫さん
広島芸術学会会長 青木孝夫さん