個人の部(伝統・民俗芸能/能楽)
大島衣恵 氏(福山市)
福山市在住、喜多流初の女性能楽師。能大島家4代目の長女で、東京藝術大学邦楽科を卒業後、能楽師として活動を開始。
福山市の大島能楽堂を活動拠点とした能公演はもとより、県外をはじめ広くヨーロッパ、アジアでの能公演に参加されるなど国際的に活躍する一方、福山市歴史文化基本構想講演会や大学や子ども能楽ふれあい教室等の講師を務めるなど、能の普及・後進育成、地域貢献にも積極的に取り組んでいる。
2007年 広島県教育奨励賞、2010年 財団法人広島国際文化財団「国際交流奨励賞」などを受賞。
団体の部(地域文化/地域文化情報)
特定非営利活動法人シネマ尾道(尾道市)
構成員19人、活動歴12年。
尾道駅前にある尾道市内唯一の映画館を再建・運営。幅広い年齢層へ向け、年間約140本の映画を上映し、来場者の4割が市外からで「映画の街尾道」の発信につながっている。
映画上映に加え講演会や小学生に向けた短編映画製作のためのワークショップやトークイベント、映画祭などの協力を通して映像文化の振興やクリエーターの育成などにも取り組んでいる。
また、ピアノ常設の映画館として音楽やアートイベントなどが行われ、地域貢献面においても芸術文化のまちづくりを進めている。
2017年に「小林和作賞」を受賞。
広島文化賞・ひろしま文化功労者表彰贈呈式
2018(平成30)年11月6日(火)14時〜 サテライトキャンパスひろしまにて
当日は当財団役員立会いの下、大島衣恵さん、シネマ尾道代表理事の河本清順さんに賞状と副賞が手渡されました。
受賞者を囲んで(大島衣恵さんはお母様が代理で出席)
贈呈式
シネマ尾道代表理事 河本清順さん
受賞者によるサイン色紙
受賞者挨拶をする河本さん