第３７回広島文化賞・受賞者詳細

個人の部（美術／書）

田頭一舟（たかしらいっしゅう）　氏（福山市）

　仮名書家であり書道指導者。
　地元福山市内での個展開催とともに、書道指導者として全国に教室を持ち、弟子および会員数は１千人以上に及ぶ。 また、古筆に学び伝統を引き継ぎながらの料紙作成等、古典美を現代的に表現する観て楽しい書づくりなどの取り組みにも定評がある。
　１９９４年 日本書芸院史邑賞、２００１年、２００３年 日展特選 等受賞。 我が国屈指の書道団体である公益社団法人日本書芸院の常務理事や、公益財団法人全国書美術振興会の評議員、日展審査員など各種要職を歴任、福山市における展覧会開催の指導や書文化団体の世話など、地域芸術文化の振興にも大きく寄与している。また、２０１５年には書道笹波会から分派し神戸笹波会を創立、会長としても活躍している。

団体の部（音楽／フルート）

フルートコンコード広島（ふるーとこんこーどひろしま）（広島市）

　構成員２３人、活動歴２９年。
　全国でも数少ないプロのフルートオーケストラとして広島を拠点に活動。 フルート音楽の普及、及び広島の音楽文化に貢献することを活動の目的とし、毎年行う定期演奏会を中心に、特別演奏会、サマーコンサート、アンサンブルコンサートやイベントへの出演、ＣＤリリースも行い、地域での学校音楽教室の開催も行っている。
　また、音楽の親善大使のような活動を目標として、アジア、ヨーロッパ各地での海外公演も実現している。
　

広島文化賞・ひろしま文化功労者表彰贈呈式

２０１６（平成２８）年１１月２４日（木）１０時３０分〜 サテライトキャンパスひろしまにて
当日は当財団役員立会いの下、田頭一舟さん、フルートコンコード広島代表　大代啓二さんに賞状と副賞が手渡されました。