ひろしま文化振興財団
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第36回広島文化賞・受賞者詳細


個人の部(美術/造形)

腰本悦二こしもとえつじ 氏(東広島市)

腰本悦二  広島大学教育学部修了後、洋画家の福井芳郎氏に師事、小学校教師、校長を経て定年後に本格的に制作活動に入る。
 広島県立美術館で開催された「広島芸術学会芸術展示」や東広島美術館で開催された「トリエンナーレ東広島」などへの出展や、技術性・芸術性・創造性が他に類をみない「ゆめ水車」を展覧会や芸術祭に出展するなど、積極的な活動をしている。
 2011年には東広島市高屋町造賀小学校校庭に「ゆめ水車」を設置し、全校児童に特別授業を行うといった地域貢献も行っている。




個人の部(舞踊/邦舞)

花柳雅豊はなやぎまさとよ 氏(広島市)

佐々木卓也氏  4歳から日本舞踊の道に入り、15歳で花柳雅豊の名を襲名、1960年には、呉市、広島市、坂町で稽古場を持つとともに、長年にわたり、花柳会の要職を務めている。
 活動範囲は国内にとどまらず、米国や韓国、ヨーロッパなどへ文化芸術親善訪問などを行っている。
 その他、文化教室や保育園での講師、けんみん文化祭ひろしまでの審査員を務めるなど、地域での伝統芸能の継承にも貢献している。
 1983年 広島市教育長賞、2012年 広島市政功労表彰、2013年 呉市表彰を受賞。
 広島市文化協会日舞会会長、日本舞踊花柳会中国支部長であるとともに、流派を超えた公益社団法人 日本舞踊協会広島県支部の初代支部長としても活躍している。


団体の部(伝統・民俗芸能/神楽)

比婆荒神神楽保存会ひばこうじんかぐらほぞんかい(庄原市)

比婆荒神神楽保存会  構成員45人、活動歴54年。400年以上の歴史ある古式を留めた貴重なもので、広島県内の神楽においては唯一国の重要無形民俗文化財の指定を受けている比婆荒神神楽について、毎年行われる小神楽や式年の大神楽を行うほか、町内外で行われる神楽競演大会や文化祭などに出場するなど、伝統文化の振興や観光振興に大きな役割を果たしている。
 また、2001年からは、地元の小・中学生及び高校生を対象とした「比婆荒神神楽子ども神楽塾」を開講するなど、荒神神楽の保存継承を図るため、後継者の育成に力を注いでいる。
 2002年エネルギア伝統文化賞 受賞、2004年 広島県地域文化功労者表彰 受賞。
 

広島文化賞・ひろしま文化功労者表彰贈呈式

2015(平成27)年11月16日(月)10時30分〜 サテライトキャンパスひろしまにて
当日は当財団役員立会いの下、腰本悦二さん、花柳雅豊さん、比婆荒神神楽保存会代表 横山邦和さんに賞状と副賞が手渡されました。

集合写真
受賞者を囲んで
贈呈写真
贈呈式
腰本悦二さん"
腰本悦二さん
花柳雅豊さん
花柳雅豊さん
比婆荒神神楽保存会代表 横山邦和さん
比婆荒神神楽保存会代表
横山邦和さん