地域文化/郷土史
國正利明 氏(世羅町)
世羅郡世羅町在住の郷土史家 98歳。
農業に従事しながら世羅町内に残る古文書の解読に生涯をかけ、数多くの古文書記録集を自費出版するなど 積極的に研究成果を発表。
また、永年にわたり世羅町の文化財保護委員会委員や世羅町史編纂委員会委員、地域の歴史館企画展示会の監修を務めるなど、世羅町の歴史文化の継承や文化財保護の推進・啓発に尽力している。
1996年 広島県文化財保護委員会等連絡協議会表彰、2007年 世羅町文化財協会表彰(古文書・備後神楽)などを受賞。
地域文化/郷土史
黒田明憲 氏(三次市)
三次市在住の郷土史家 84歳。江の川水系漁撈文化研究会顧問。
37年間の教職を退職後、江の川水系漁撈文化研究会に所属し会長として調査活動を本格的に展開、収集した漁具が1999年に「重要有形民俗文化財(文化庁)」の指定を受けることとなる。
その間、広島県立歴史民俗資料館の嘱託員やアドバイザーを務め、多くの刊行物の編集や企画展の開催に関わるなど、江の川水系の漁撈文化の研究成果の積極的な発表等を通して漁撈文化への理解が深まることに尽力した。
2016年 河川文化の発展、継承についての功績を認められ、公益社団法人日本河川協会による表彰を受ける。
広島文化賞・ひろしま文化功労者表彰贈呈式
2018(平成30)年11月6日(火)14時〜 サテライトキャンパスひろしまにて
当日は当財団役員立会いの下、國正さんと黒田さんに賞状と副賞が手渡されました。
受賞者を囲んで
贈呈式
國正利明さん
直筆のサイン色紙
黒田明憲さん