美術/洋画
卜部俊孝 氏(福山市)
1983年 福山市出身の画家 藤井軍三郎氏に師事し、油絵を始める。以後、福山市美術展や光風会、日展などへの出品をつづけ、2006年 第38回 日展特選(『画像の静物』)を受賞。
1992年 福山市役所の新庁舎竣工記念として作品を寄贈。 その他、2003年から始まった小学生から年配の方を対象とする「世代間交流絵画教室」や保育所や文化センター等で、長年にわたり講師として絵画指導を行うなど地域に貢献している。
現在、福山美術協会 理事。日展会友、光風会評議員としても活躍している。
地域文化
米丸嘉一 氏(三次市)
高等学校教諭として勤める傍ら、三次市地方史研究会に発足当時から参加、地域の歴史調査・研修を行う。
1998年からは同研究会の会長として、会員の調査・研究についての指導を行うとともに、三次市民への歴史発表等を行い、歴史に関する本を執筆するなど、三次史の普及に努め、現在も顧問として後進への助言や指導を精力的に行っている。
2008年からは4年間、三次市文化財保護委員会委員長として委員会の運営を行うとともに、文化財の掘り起しや指定を行い、三次市民の生涯学習の推進などに貢献。
2012年 広島県文化財協会表彰、2014年 三次市善行表彰を受賞。三次市を中心とした広島県北部地域で活動している。
美術/陶芸
堀川洋(安芸郡坂町)
1985年 定年を機に庄原市に帰郷し、生活茶器等を焼いていた山本北山氏に師事。陶芸工房を建てて1988年に陶芸家としての活動を開始。
1988年から93年までは庄原市において、1994年からは坂町小屋浦地区において、2004年からは呉市宮原町、広島市安芸区矢野町においてそれぞれ陶芸教室を開講し、現在も陶芸指導にあたっている。陶芸教室では生徒から謝金は受けず、光熱費も自己負担で、材料費のみ徴収しており、生徒の作陶展を1996年、2005年、2012年に坂町において開催している。また、地域の子供会においてボランティアでの陶芸指導も行っている。
生徒の中には窯を持ち、陶芸指導を始める者も出てきており、地域の文化振興に大きく貢献している。
広島文化賞・ひろしま文化功労者表彰贈呈式
2015(平成27)年11月16日(月)10時30分〜 サテライトキャンパスひろしまにて
当日は当財団役員立会いの下、卜部俊孝さん、米丸嘉一さん、堀川洋さんに賞状と副賞が手渡されました。
受賞者を囲んで
贈呈式
卜部俊孝さん
米丸嘉一さん
堀川洋さん