手のひらの血豆の数だけ近づいた夢みる舞台甲子園の夏
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廿日市市立野坂中学校二年
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越智 歩
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【評】高校球児が夢見る甲子園。血豆の数だけ近づいたと具体的に表現されて、甲子園にかける熱意が伝わってくる。
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【評】台風、土砂崩れと毎年襲う災害。「町を消し」「戻らない何万の命」に現実の怖さと悲しさが感じられる。
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【評】今年はコロナウイルスで、学校行事がほとんど中止となった。楽しみにしていたのに悔しい気持ちが伝わってくる。
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朝がおのつぼみができたうれしいなまだまださくよこころがはずむ
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庄原市立比和小学校二年
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光元杏香里
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【評】毎日、観察していた朝顔からやっとつぼみが出てきた。うれしい気持ちとはずむ心が伝わり楽しい一首。
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いつぶりか母と泣きあい笑いあい合否を決めた高校受験
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県立広島国泰寺高等学校二年
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山田 梓乃
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【評】進路を決める大事な高校受験。発表の瞬間、お母さんと共に喜んだ感動の歌。感謝の気持ちと喜びがあふれている。
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