【評】可愛がってもらった祖父の死。骨を拾うその軽さに、万感胸に迫る。生と死のはざまに、セミの声が聞こえた。
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【評】校舎の軒につばめが巣をかけた。ずっと見守る作者。つばめの親子が授業参観をしてくれる。楽しい句である。
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【評】漁に出る父の船。無事を祈って手を振る作者に、汽笛を鳴らして応える。紫陽花がひときわ美しい。
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【評】海開きの楽しいイベントの中の一つに宝探しがある。多くの宝の中に、「めでタイ賞」があり、それをゲットした。
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【評】お盆の初日、亡くなった父のみ霊を迎えるための火を燃やす。やさしかった父がきっと帰ってくるのだ。
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