【評】蛇嫌いが蛇を見たショックで、足が強張った感触を「足に怖さが残る」と詩的に表現して臨場感に溢れている。
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【評】和服離れや、量販店の進出で時代は急変した。先祖からの店の暖簾を自分の代で下ろさねばならない無念さ。
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【評】厳しい残暑で気分もすぐれないが、約束だけは反故には出来ない。心理描写を季題に代弁させて成功している。
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【評】ゼット機形の浮き輪に跨る子供の得意気な様子がリアルに描写されていて、微笑ましい作品になった。
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【評】逝かれた俳人は、虚子直系の名のある人らしい。子規、虚子の居る俳諧国へ旅立たれた人を悼む心情に打たれる。
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