水の都広島を案内する「雁木タクシー」

NPO法人雁木組

Gangigumi

2004(平成16)年設立 会員数約200名
HP:雁木タクシー

  • 楠の大雁木
  • 専門家東京雁木の歴史性調査
  • 裏木戸跡の残る雁木(京橋川の雁木群)
  • 地域との協働イベント「水辺ジャズ」
  • 市民と修復した「舟つなぎ石」

自己PR

雁木を活用した川の水上タクシーの「雁木タクシー」の運航を通じて、水辺のまちづくり活動を行なうNPO法人です。
市民ボランティアが船長となり、また大勢の市民が陸上スタッフとして運航を支えながら、年間約5000名のお客様にご乗船いただき、水辺の魅力をお伝えしています。

広島は太田川デルタに築かれた水上都市です。瀬戸内海の干潮と満潮という地の利を生かして造られた「雁木」は舟運が身近にあったかつての暮らしぶりを伝える貴重な文化遺産ともいえます。地域財産としての雁木に着眼し、歴史的価値を自ら調査・検証。単なる「保存活動」とせずに、この雁木を活用する水上タクシーの運航を通じて、「使いながら後世に残す」活動を継続しています。
活動の過程で多くの市民や専門家をまきこみながら、雁木を芸術発信や学習の場として活用。ボランティアスタッフが広く水辺への関心を高め、水辺の魅力づくりへとつなげています。
主な活動を以下に紹介します。
・雁木を活用した水上タクシー「雁木タクシー」の運航(年間180日)
・海外にむけた「水の都ひろしま」の紹介(広島県、広島市主催事業 ほか)
・水辺のまちづくり活動として、イベント等への参加、協力のほか、修学旅行生による灯篭流しへの協力
・水辺の伝統行事「すみよしさんの漕天馬」の追っかけ舟(イベント)
・広島市全域の子どもたちによる「海の図画展」への協力
・降雨災害被害に対する船を用いたボランティア協力(物資運搬、捜索など)

〔提供可能な内容:雁木タクシーにご乗船いただき、「選奨土木遺産」の雁木群について、雁木タクシーの船上でご案内できます。〕

略歴

2004(平成16)年~現在 雁木タクシーの運航
2004(平成16)年 「水の記憶」黒田征太郎著 出版
2005(平成17)年~ 雁木の歴史性調査開始
2006(平成18)年 「雁木マップ」発行
2006(平成18)年 「京橋川の雁木群」選奨土木遺産 感謝状
2007(平成19)年~ 「雁木クリスマス&水辺ジャズ」 毎年11月に開催
2008(平成20)年 太田川雁木めぐり 
2009(平成21)年 シビックトラスト「舟つなぎ石の修復」
2012(平成24)年 「雁木展」(広島市郷土資料館との共催事業)
2018(平成30)年 太田川放水路50周年記念シンポジウム  ほか

【受賞歴】
2004(平成16)年 「第1回広島千客万来賞」受賞
2005(平成17)年 雁木タクシーポスター 「広島広告協会企画制作賞ポスター部門」金賞受賞
2006(平成18)年 マイクロソフトNPO支援プログラム受賞
2010(平成22)年 「ひろしま街づくりデザイン賞」受賞
2011(平成23)年 広島市民賞(氏原睦子)
2011(平成23)年 「まちづくり月間まちづくり功労者国土交通大臣表彰」受賞
2013(平成25)年 第34回広島文化賞受賞