


佐々木 悠
sasaki yu
広島文化新人賞受賞者
広島市在住、42歳。エリザベト音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。現在、エリザベト音楽大学准教授。
国際グレゴリオ聖歌学会日本支部(日本グレゴリオ聖歌学会)理事・事務局長及び大会実行委員長を務める。
HP:佐々木悠
自己PR
パイプオルガン、チェンバロの演奏及び指導、グレゴリオ聖歌研究 (学術研究、指揮、演奏指導) を主な活動としています。マニアックな分野ですが、その魅力少しでも多くの方に伝えていきたいと思っています!
略歴
仙台第一高等学校卒業。エリザベト音楽大学博士後期課程修了、日本人のオルガン作品に関する研究で博士号 (音楽) を取得。シュトゥットガルト音楽演劇大学教会音楽科留学。第26回聖オールバンス国際オルガンフェスティバルQuarter Finalists。国際グレゴリオ聖歌学会主催グレゴリオ聖歌セミナー修了。オルガンを佐々木しのぶ、廣澤嗣人、J.-H.ハーン、オルガン即興を故 W. ベッツラー、指揮をD. クルツ、ピアノを岡崎悦子、故S. ルディアコフ、大下祐子の各氏に師事。また、グレゴリオ聖歌学をAISCGe会長・ルガーノ大学教授A. シュヴァイツァ、ミュンヘン音楽演劇大学聖歌学教授S. ツィペの各氏に師事。2024年第5回広島文化新人賞受賞。
2016年にはレクイエム・プロジェクトに同行し、バチカン・サン・ピエトロ寺院におけるミサで、アッシジ・サン・フランチェスコ教会などのコンサートにてオルガン演奏を行う。2018年にはゲッティンゲン少年合唱団の日本ツアーに同行する他、日本グレゴリオ聖歌学会全国大会実行委員長などを務める。2023年4月には、シュトゥットガルト音楽演劇大学及びフランクフルト音楽演劇大学にて邦人オルガン作品のレクチャー及び演奏を担当する他、Musik13.&Touchpoint主催Orgel & Gesangにて日本人の作品とブラームスの 《4つの厳粛なる歌 (オルガン伴奏版)》 によるコンサートを行い、好評を博した (共演 アルト:小山由美)。2023年夏には、ドイツの歴史的オルガン (Waltershausen, AltenburgのTrost-Orgel) によるコンサートに出演。2024年からは、バッハの《平均律クラヴィーア曲集》第一巻 (チェンバロ) 全曲演奏を行い好評を博す。2025年には、戦後80年を記憶するオルガンコンサートを、神戸、ハノーファー・マルクト教会、ウルム大聖堂、シュトゥットガルトなどで開催。
著書、翻訳、CD、論文など多数。2019年には、Bärenreiterの権威ある専門誌 Musik und Kircheに論文 Kirchenmusik in Japan が掲載された。またグレゴリオ聖歌研究により2019年度カワイサウンド技術・音楽振興財団研究助成、2020年度ロームミュージックファンデーション研究助成を受賞する他、ドイツや日本で開催された国際グレゴリオ聖歌学会・日本グレゴリオ聖歌学会において研究発表を行っている。2021年には、60年ぶりとなる日本語によるグレゴリオ聖歌の研究書 『言葉を歌う ー グレゴリオ聖歌セミオロジーとリズム解釈』(教文館, 2021) を出版。国際音楽学会MedRenやAISCGre国際大会において聖歌研究の成果を定期的に発表している。
エリザベト音楽大学准教授、日本グレゴリオ聖歌学会理事・事務局長、国際グレゴリオ聖歌学会ドイツ語圏支部会員、日本基督教団讃美歌委員会委員、日本基督教団広島流川教会音楽主事、国際音楽学会、日本音楽学会、日本オルガニスト協会会員、日本基督教学会会員。