三上高慶(孝徳) 刀工銘 貞直
Mikami Takanori Toukoumei Sadanao
広島文化賞受賞者
HP:全日本刀匠会ホームページ、フェイスブック「三上高慶」
※刀剣写真について:「全日本刀匠会事業部写真協力」
- H24新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会招待作品 銘 安藝國三上貞直作之(花押)
- H25お守り刀展覧会「駐日ポーランド大使賞」 銘 三上貞直彫作之
- H26お守り刀展覧会「文部科学大臣賞」脇差し 銘 三上貞直彫同作
- H30お守り刀展覧会「特別賞 日立金属賞」脇差し 銘 三上貞直彫同作
- H29新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会招待作品 銘 安藝國三上貞直彫同作(花押)
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決して器用で才能があるわけでもない私は、多くの皆様の有形無形のご支援に支えられて今日まで続けてこられました。心から感謝しています。その気持ちを秘めて、現在厳島神社所蔵の錦包み太刀の復元を目指しています。錦包太刀は、錦がほとんど剥落し、金具も失われていますが、平安時代の様式を伝えるものとして国の重要文化財に指定されています。在りし日の健全な姿を推測、復元することで皆様に古に思いをはせていただくきっかけとなれば良いなと考えます。併せて、私たち職人も、伝統の技を学び、今後の製作に活かしていきたいと考えています。皆様のご協力がいただけましたら幸いです。
〔提供可能な内容:作品の製作・購入の希望に対応します。日本刀について、鑑定はしませんが、ご質問や手入れ等についてのご相談に、可能な範囲で対応しています。訪問による手入れ指導、スピーチ等について、事前の連絡で可能な範囲で対応できます。見学は、夏期に、事前連絡の上、ご相談ください。飛び込み見学は、原則ご遠慮していただいています。〕
略歴
1980(昭和55)年 美術刀剣制作を承認される。三上貞直日本刀鍛錬道場開設
1982(昭和55)年 ボストン美術館人間国宝展、公開鍛錬に月山師と参加
1987(昭和62)年~日刀保(にっとうほ)たたら特別村下(むらげ)養成員
1993(平成5)年 文化庁「美術刀剣刀匠技術保存研修会」講師 現在に至る
1995(平成7)年 鉄砲刀剣類登録審査委員(~平成22年)。日刀保無鑑査認定
2005(平成17)年 叢雲会(8人)パリ展開催参加
2006(平成18)年 広島県無形文化財保持者認定。広島県刀職会会長 就任
2008(平成20)年 全日本刀匠会副会長 就任
2013(平成25)年 全日本刀匠会会長就任(2019年8月 退任)
同年 日本伝統技術後継者育成支援協会 理事
2014(平成26)年 広島県文化財協会 理事就任
同年 広島市立大学デザイン工芸概論「日本刀」講義 年1回
2018(平成30)年 公益財団法人 日本刀文化振興協会「日本刀名匠(作刀)」認定
【受賞歴】
1981(昭和56)年以降 新作刀展覧会(平成4年「新作名刀展」より改称)出品 入選4回、努力賞3回、優秀賞1回、薫山賞2回、毎日新聞社賞1回、文化庁長官賞2回、高松宮賞(第一席)2回
1994(平成6)年まで 新作短刀小品展入選3回、優秀賞3回
1993(平成5)年 広島県教育町表彰
1995(平成7)年 エネルギア文化・スポーツ財団「伝統文化賞」受賞
1996(平成8)年 広島ホームテレビ文化賞受賞
2003(平成15)年 小品展「産経新聞社賞」受賞
2010(平成22)年 お守り刀展覧会「大阪府知事賞(刀身の部第一席)」受賞
2011(平成23)年 第32回広島文化賞受賞、広島県地域文化功労者表彰
2013(平成25)年 お守り刀展覧会 特別賞 駐日ポーランド大使賞
2014(平成26)年 お守り刀展覧会総合の部 文部科学大臣賞
2015(平成27)年 地域文化功労者表彰(文部科学大臣)
2018(平成30)年 お守り刀展覧会 特別賞「日立金属賞」受賞
2019(令和元)年5月 「平成の名刀・名工展」準大賞