福山城博物館友の会

Fukuyamajou Hakubutsukan Tomonokai

広島文化賞受賞団体
1967年(昭和42年)11月1日発足し、51年が経過。現在の会員数は162名です。
HP:福山城博物館友の会

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 福山城博物館の事業に協力するとともに、郷土文化の調査研究を行い、広く郷土文化の向上に資することを目的とし、諸部会を結成し活動を行っている。
 毎年度、役員会・総会を開催し記念講演会や研究発表会・名城めぐり・史跡めぐりなどを行っている。また、県内の郷土史研究会に参加するとともに、会員の研究発表の場である会誌(友の会だより)の発行を行っています。
 部会活動では、特に古文書部会において、各種古文書の解読を行い古文書調査記録集として図書の発行を行い、郷土の歴史解明に貢献し高い評価を得ている。
 また、古文書解読講座を毎月1回開催し、後進の指導も行っています。
 さらには、2006年4月29日に役員による福山城ボランティアガイドを開始し、2008年にはボランティアガイド部会を設け部員募集も行い、現在では36名のガイドにより、福山城の観光ガイドを充実させ、観光客の増加や福山城の知名度向上にも大きく貢献している。

略歴

●1997年(平成9年)に広島県教育奨励賞の受賞 
文化財愛護意識の醸成と文化財保護に努力を重ね本県教育の振興に貢献した功績にて受賞となった。
●2005年(平成17)年 山陽新聞奨励賞(文化部門)の受賞 
福山城博物館の運営支援のための特別展開催手助け、講座・講演会など多彩な活動を行っているほか、古文書を解読して発刊するなど社会活動も活発で地域文化の向上に貢献されていることを評価され受賞となった。
●2010年(平成22)年 第31回広島文化賞受賞(公益財団法人ひろしま文化振興財団)
長年に亘って史料の解読をはじめ、行事の企画、運営を通し福山の歴史を発掘、紹介してきたことが評価され受賞となった。
●2015年(平成27)年 広島県文化財協会より表彰
長年に亘り文化財の保存と活用に努め、地域文化の文化振興に尽力した功績により受賞となった。

【図書等の発行】
・古文書調査記録集は 水野勝成覚書をはじめとし、佐原家文書や結城水野家文書の武家文書から村方文書など福山語伝記・下宮家文書まで、すでに35集もの発行をしています。
・友の会だよりは、2018年度(No.48)まで発行
・1992(平成4)年 『藤井松林画集』
・2000(平成12)年 福山の古写真集及び郷賢録の発刊
・2001(平成13)年 『おもしろふくやま史』発刊
・2009(平成17)年 山陽新聞奨励賞「文化部門」受賞記念誌刊行
・2017(平成29)年 『地図絵図でたどる福山の歴史』発刊

【周年記念事業の実施】
・20周年記念事業:1987年(昭和62年) 福山ワシントンホテル
 記念講演会「幕末を生きる」
 講師: 綱淵 謙錠(つなぶち けんじょう 直木賞作家)
・25周年記念事業:1992年(平成4年) 広島県民文化センターふくやま 
 記念講演会「歴史を生かす 信長の生かし方」
 講師:童門 冬二(どうもん ふゆじ 作家)
    この年記念出版として 藤井松林画集を発刊 
・30周年記念事業:1997年(平成9年) 福山グランドホテル
 友の会総会にあわせ開催 
 記念講演会「福山領本郷・広島領小原かな山一件-佐藤家文書-」
 講師:佐藤 楽之氏(友の会古文書部)
・50周年記念事業:2017年(平成29年) 福山ニューキャスルホテル
 記念講演会「戦国武将 水野勝成とその時代」
 講師:小和田 哲男(おわだ てつお 静岡大学名誉教授)